自分なりの相場観を身につける
金投資というのは、簡単に言ってしまえば、安く買って高く売ればいいわけで、先物取引の「売り」を除けば、買値よりも高い値段で売れば、利益を得ることができます。
なので、売買のタイミングがポイントになりますが、これから金投資を始める人も、すでに金(ゴールド)を保有している人も、自分なりの相場観を身につけておけば、売買のタイミングを判断しやすくなるはずです。
ただし、相場観を身につけるのは簡単ではなく、「金」の価格変動要因を理解するとともに、相場の先行きを分析する力が必要不可欠となります。
「金」の価格変動要因とは?
「金」だけでなく、売りと買いとで取引が成立する商品の場合には、価格は需要と供給のバランスで決まります。
よって、需要つまり買う人のほうが多ければ価格は上昇し、供給つまり売る人のほうが多ければ価格は下落します。
相場の先行きを分析するには?
「金」については、宝飾や産業用の需要と投資対象としての需要があります。
しかも、宝飾や産業用の需要が総需要の3分の2を占めていますので、需要動向は投資用だけでなく宝飾用などについても分析する必要があります。
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