金(ゴールド)に比べて不動産にはどのようなリスクがあるの?
もし潤沢な資金があり、優良な不動産を手にすることができたならば、定期的な収入を得ることが可能です。
例えば、交通や人通りの多い場所にビルを保有していて、テナントに評判の良いブランド店や医院などが入っていれば、収入も安定し安心してテナント料を徴収することができます。
また、住宅不動産など生活に必要とされる投資アイテムであれば、どうしても出金が必要になるものに対しての対策をとることができます。
しかしながら、不動産投資には、テナントが火事になると物件に瑕疵が生じるというリスクもあります。
つまり、美術品や企業の信用力に瑕疵が生じるように、その物件と土地に瑕疵が生じるということです。
具体的には、例えば、かつて赤坂のホテルニュージャパンが火災に見舞われ、多くの方がお亡くなりになりましたが、その後何年も焼けたまま放置されていました。
のちに大きなビルが建ち、プルデンシャル生命保険という保険会社が建物に入りましたが、これなどは瑕疵が生じ何年も物件価値が失われた例といえます。
このように、瑕疵は同じアイテムであっても商品に区別がつき、個別の価値が生じるものにはすべて発生する可能性があるわけです。
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