FX投資ガイド



金取引には匿名性がある?

現在は管理されやすい社会になりつつある?

私たちが普段、ネットショッピングをしたりクレジットカードを利用する際の問題点として、これらの購買システムには匿名性がないということがあります。

つまり、個人が何をどこから購入したのか、ということがたちどころにわかってしまうことから、本人の趣味や趣向まで、ネットショッピングの会社やクレジットカード会社に知られてしまうことになるのです。

また、銀行の振込みや引き落としなども、セキュリティやマネーロンダリングなどの理由によって、金額によってはATMで現金の振込みができなかったり、引き落としができなかったりして、窓口での本人確認が必要になります。

ある意味、自由な社会体制を享受できたのは、誰でも自由に物を購入できるというお金の特性が豊かな社会を構築してきたことによるものといえます。

しかしながら、今の日本の社会体制は、知らず知らずのうちに個人のお金のやり取りまで管理できる、システムとしては管理されやすい社会体制に移行してきているのかもしれません。

金(ゴールド)には匿名性がある

仮に、将来、お札にまでICタグがつけられてしまったりしますと、それこそ自由なお金のやり取りはできにくくなってしまうでしょう。

そのような際に、「金(ゴールド)」という貨幣に変わる価値を保有しておけば、かなり心強いと思われます。

現在、金地金は、購入の際に地金商で名前や住所などを記載されますが、有事の際には物々交換をしたり、贈り物とすることも可能です。

近年、ペーパーマネーの価値が損なわれていますが、こうしたときに、匿名性を持った取引の触媒である「金」を見直してみるのもよいかもしれません。


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