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サブプライム問題と商品価格の暴騰について

なぜ、商品市場にマネーが流れたのですか?

サブプライム問題は、2007年後半より席巻した問題ですが、これは具体的には、アメリカの中低所得者向け住宅ローンが焦げ付いたことに端を発し、欧米の金融機関の財務内容が悪化、株式市場の動きが不安定になったというものです。

このような中、一部の安定運用を目指す資金が、原油や穀物などの商品市場に注目し始めました。

つまり、「商品の価格は、新興国の旺盛な需要に支えられて、長期的な視点で見れば安定的に上昇する」というシナリオのもと、株式で運用されていたマネーが、一挙に商品市場に流れ込んだのです。

商品価格が暴騰した理由は?

商品市場の規模というのは、もともと株式市場と比較すれば、その1割にも満たない大きさしかありませんので、株式市場から一部のマネーが商品市場に流入しただけで、価格が暴騰してしまうためです。


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