金利変動リスクとは?
預貯金や国債、債券などの利息の付く金融商品というのは、各国政府の金融政策※の影響を強く受けています。
なかでも国債など流通市場が整備されている債券の相場は、市中金利の動きに敏感に反応します。
金利変動リスクとは、このように金利の変動によって価格が上下するリスクのことをいいます。
ちなみに、債券などには、この金利変動リスクがあります。
※政策金利の上げ下げや、量的な金融緩和・引き締めなどを行うことです。
金(ゴールド)には金利変動リスクはない?
「金」には利息が付きませんので、一般的に金利変動リスクはありません。
ただし、米国国債などの利回りが上昇すると、「金」から米国国債などに資金が移動することもよくあります。
その一方で、「金」はインフレに強いので、物価上昇を伴う金利上昇局面においては、反対に買われやすくなります。
このように考えますと、金投資は、間接的には金利変動リスクの影響を受けるといえます。 |