金(ゴールド)に比べて債券にはどのようなリスクがあるの?
国債といえば、これまではもっともリスクの低い安全な商品として販売されてきたものです。
しかしながら、現在の日本においては、郵便貯金や簡易保険、年金積立金の運用における財政投融資の使途のほとんどが、官僚が作った天下り先の無用な箱物への投資であり、その回収が不能であるという実態が見えつつあります。
こういしたことから、果たして日本の国債は安全な商品といえるのだろうかと疑問視されているところです。
一方、米国の債券についても、FRBのFF金利の低下による、利率面での商品価値の低下があります。
そのような中、NYダウ暴落後のドル暴落やドルの基軸通貨としての価値崩壊がきたときにどうしたらよいのでしょうか?
債券も、利息がついた借金の証書であり、ペーパーマネーであることには変わりありません。
もともと米国国債などはリターンもわずか数%ですから、これに大きな投資をすることに値打ちがあるのかどうかについては、よくよく考えて判断する必要があると思われます。
つまり、為替差益はあるものの、ドル暴落直後に基軸通貨としての立場から一時ドル高になることはあるかもしれませんが、中長期的なドルの価値が下落していくと考えるのであれば、損をすることも頭に入れておくべきであるということです。
賢い債券投資のやり方は?
国の債券や通貨への投資というのは、パフォーマンスが期待でき、わずかのお金がなくなってしまったとしても、儲けの期待が大きい場合にその妙味がでてくるものです。
例えば、湾岸戦争の際にはクウェートの通貨がその後大きなパフォーマンスを見せたり、欧州オランダの金融コングロマリットのINGグループが生命保険で得たお金をキューバの国債で儲けていたりといったものです。
よって、賢く債券に投資をするのであれば、世界的な株価や債券の暴落があり、価値が大幅に下がったときに、なくなってもいいような余剰資金を投下することがよいということになります。
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