まずはファンダメンタルズから
ヘッジファンドやその他の機関投資家など、最も影響力のある人がファンダメンタルズを見て資金を動かすのですから、まずはファンダメンタルズを見ることが必須です。
そして、経済情勢や為替政策、政治状況などを総合的に見て、どのようなストーリーを組み立てるのかを考えます。
そうした過程において、この相場はどんどん上がる(あるいは下がる)という判断がつくのであれば、チャートは無視してもよいと思われます。
ただし、いつまでも上がり続ける(or 下がり続ける)相場というのはありえません。なので、上昇するにしても下落するにしても、どこかの段階で必ず限界がきます。
この限界に近づくと、値動きはトレンドが消えて乱高下を始めることが多く、その後はボックス相場に近い状況になるときもあります。
ファンダメンタルズとテクニカルは両方必要
ファンダメンタルズとテクニカルは、両方が必要です。
しかしながら、まず考えなければならないのはファンダメンタルズです。これは、ファンダメンタルズに強いテーマがあるときは、相場はテクニカルなど無視して、一方向にどんどん進んでいくからです。
なお、ファンダメンタルズに強いテーマがないときには、テクニカルが効果を発揮しやすいです。
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