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アセットアプローチは資本取引に着目

アセットアプローチとはどのような考え方ですか?

お金というのは、低金利のところから高金利のところへと流れる傾向があります。

例えば、アメリカ国債の金利が日本国債の金利よりも高くて儲かると期待されれば、投資資金は日本からアメリカへ流れます。

同様に、アメリカの株式投資の方が日本よりも儲かりそうだと期待されれば、日本からアメリカへ資本は移動します。

このとき、投資家は、日本の金融資産を売ってアメリカの金融資産を買うことになりますので、為替レートは円安ドル高方向に動きます。

アセットアプローチというのは、このように資本取引が為替レートの変動要因になるという考え方をいいます。

なお、資本取引によるお金の動きは、ドルや円の需要と供給に大きな影響を及ぼしますが、アセットアプローチは、比較的短期間の為替変動を説明するのに適しているといえます。

<アセットアプローチ>
■日本からアメリカに資金が移動
    ↓
■円売り・ドル買い
    ↓
■円安ドル高に


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