FX投資ガイド



購買力平価説、ビッグマック平価について

一物一価の法則と購買力平価説

購買力平価説というのは、一物一価の法則※は、国際間でも成り立ち、各国の物価水準が適正な為替相場を決めていくとするものです。

例えば、自動車価格が日本で300万円、アメリカで3ドルであるなら、300万円と3ドルの価値は等しいと考え、交換レートは1ドル=100円が適正水準ということになります。

※一物一価の法則は、モノの値段は、どこの国、どの地域でも同じであるべきだという考え方です。

ビッグマック平価とは?

ビッグマック平価というのは、イギリスの経済紙“The Economist”が発表している、世界各国のマクドナルド店で販売されているビッグマックの価格を調査し、指数化した数字です。

これは、世界のどこの店でもほとんど同じ材料を使っているのだから、基本的には同じ価格になるはずだ、という考え方から作られたユニークな指標です。

しかしながら、実際のところは、輸送コストや関税などがかかりますから、一物一価の法則が成り立つとは一概にはいえません。


貿易黒字と為替レート
証券投資資金は経常収支としての取扱い
一物一価の法則と購買力平価説
絶対的購買力平価説、相対的購買力平価説とは?
アセットアプローチは資本取引に着目

グローバル・ソブリン・オープンは分配型の投資信託
為替相場決定理論は経済のファンダメンタルズ
購買力平価説、ビッグマック平価とは?
インフレになると通貨の価値はどうなる?
為替心理説は市場参加者の予測に着目


織り込み済み
損益レシオ、勝率

弱気、弱含み
経常収支が赤字国の通貨


Copyright (C) 2011 FX投資ガイド All Rights Reserved