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イギリスの英ポンド(GBP)について

どのような特徴のある通貨ですか?

英ポンドは、第1次世界大戦までは、世界経済の中心であったイギリスの通貨として、基軸通貨の地位にありました。

しかしながら、第2次世界大戦後は、その地位を米ドルに譲っています。

イギリスのユーロへの参加はあるのですか?

イギリスは、EU(欧州連合)の主要国として、当初はユーロへの参加を目指していました。

しかしながら、1980〜90年代の不況や、財政悪化、投機資金によるポンド売りなどによって、ユーロ参加を断念しています。

英ポンド(GBP)のこれまでの傾向は?

2000年代に入ると、ブレア政権下で経済の好転が見られ、また5%台の高金利を維持していたことから、ポンドも上昇傾向を続けていました。

しかしながら、サブプライム・ショックによる影響はアメリカについで大きく、2008年後半から対円では大幅な下落となっています。

イギリスの政策金利の決定は?

金融政策を決定する中央銀行は、イングランド銀行(BOE)です。

なお、政策金利は、隣接するユーロ圏との関連性が深いことから、イギリスだけでなく、ユーロやユーロ圏経済の動向に大きく左右されます。


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