どのような指数ですか?
消費者信頼感指数というのは、消費者の消費マインド(消費したいという意欲)をアンケート調査をもとに指数化したものです。
米国の場合は、コンファレンスボード(全米産業審議会)による指数が有名です。
この場合は、5千人の消費者にアンケートを行い、現在と6か月後における景況感や雇用状況、所得などについて「良い」「悪い」などを回答させて、その結果をもとに算出されます。
消費者信頼感指数の為替相場への影響は?
消費者信頼感指数の結果自体も為替等の相場に影響しますが、小売売上高や個人支出などと同じ傾向が現れた場合には、さらに相場への影響が大きくなることもあります。
他の消費者マインドを示す指標は?
米国では、上記以外に消費者マインドを示す指標として、ミシガン大学が発表する「ミシガン大学消費者信頼感指数」があります。
これもコンファレンスボードと同様の要領で調査・算出が行われます。
なお、対象者が500人と少ないので、数値の上下動が激しいという難点はありますが、コンファレンスボードの指数に先駆けて発表されることから、市場の注目度は高いです。 |