ＧＤＰ（国内総生産）というのは、国内で生産されたモノやサービスなどの金額の合計のことです。

具体的には、個人消費や設備投資などの内需と、輸出に伴い発生する外需で構成される指標をいいます。

なお、生産状況を示す指標としてＧＮＰ（国民総生産）もありますが、こちらは、国内外を問わずに、日本国民が生産したモノやサービスの総額なので、為替等の相場で取り上げられることはほとんどありません。

ＧＤＰには、次の2つがあります。

■名目ＧＤＰ…単に生産額を足し合わせただけのＧＤＰです。
■実質ＧＤＰ…インフレやデフレの影響を除いたＧＤＰです。

このうち、為替相場で注目されるのは、実質ＧＤＰです。また、ＧＤＰの伸び率（経済成長率）も注目されます。

ＧＤＰには、発表される時期によって、速報値、改定値、確報値があります。このうち、改定値は、速報値発表後に出される指標も加味して算出され、およそ1か月後に発表されます。

そして、さらに検討が加えられて確報値となります。通常は、両者間には多少異なるところもあります。

□アジアネームは和製英語
□景気動向指数はＤＩで表示
□コア指数は物価指数
□ＧＤＰは国内総生産
□消費者信頼感指数はアンケート調査

□季節調整とは季節要因を除外したもの
□3つの景気動向指数の内容
□サイバーマンデーは社会現象
□ＧＤＰデフレーターは物価指数
□消費者物価指数（ＣＰＩ）は物価の変化を表す

□金融商品取引法
□ＩＳＭ景況指数

□ニュージーランドドル（ＮＺＤ）・バレル
□スタグフレーション