スプレッドとは?
手数料を考えるときには、同時にスプレッドにも注目する必要があります。
スプレッドというのは、FX会社が提示する通貨の売値(アスクまたはオファー)と買値(ビッド)の価格差のことをいいます。
例えば、ドル/円の為替レートが「1ドル=110円45銭〜110円50銭」と表示されているとします。
このとき、ドルを買うには1ドル=110円50銭を支払う必要があります。逆に、ドルを売るときは、1ドル=110円45銭で買い取ってもらうことになります。
このように、スプレッドが大きいと、より高い値段で買わなくてはならず、また、より安い値段で売らなければならないので、売買にあたって不利になってしまうのです。
よって、売買コストを判断する際には、「手数料+スプレッド」で行うようにしてください。
スリッページとは?
スリッページというのは、注文レートと約定レートとの差のことで、成行注文や逆指値注文を行ったときに生じることがあります。
ちなみに、スリッページとは、滑ること、またそれに伴うズレを意味します。
一般的には、スリッページの幅は、1〜5銭となるケースが多く、指定した値段よりも不利な方向に動きます。 |