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英語による情報収集が不可欠

外国人と日本人が注目しているニュースは異なる

結論から申し上げますと、外国為替市場を制するには、英語による情報収集が不可欠です。

外国為替市場は98%の取引高を外国人が占めているという、極めて偏った金融市場といえます。そして、それら98%の外国人たちは、英語で情報収集を行っています。

外国為替市場参加者の98%が英語で情報収集をしているのに、残りの2%の日本人が日本語による情報にのみ頼っているのでは、情報戦を制することはできません。

ちなみに、日本の日経新聞と、イギリスのフィナンシャル・タイムス、アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルの1面トップの記事は、ほとんどの日でそれぞれ異なります。

つまり、外国人が最も注目しているニュースと、日本人が最も注目しているニュースというのは違うのが当たり前なのです。

外為ディーリングには英語が不可欠

外為ディーリング業務には英語が不可欠です。

これは、東京市場の外資系銀行の取引高占有率およそ70%から考えてもわかりますが、日系銀行の外為ディーラーも取引相手が外資系銀行、すなわち外国人の外為ディーラーとなることのほうが多く、英語のコミュニケーション能力が不可欠となっているからです。

ただし、ディーリング・ルームではなく、調査部にいる外為専門家や事業法人財務部外為担当者などは、日常的に直接外国人ディーラーとコミュニケーションをとることは少ないので、バイリンガルであるとは限らないようです。

このような事実がありますので、ブルームバーグやロイターといった外為ディーラーも見ている情報源については、できれば英語で読んだほうがいいといえます。


英語による情報収集が不可欠
米ドルの特徴と影響力
有事のドル買い、基軸通貨、FRB
ECBの金融政策方針
ユーロの脅威とアメリカの為替政策

ブルームバーグやロイターを利用する
為替政策の米ドルへの影響
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