物価上昇率とは?
物価上昇率の代表的な指標としては、消費者物価指数などがありますが、これは、モノの値段がどの程度上昇したのかを示します。
景気が良いとモノが売れるので、物価は上昇傾向になりますが、上昇のテンポが速いとインフレになって景気が悪くなります。
そのため、国はインフレを抑えるために、金利を引き下げます。
金利が上昇すると利息なども増えるので、その国の通貨を買いたいという人が増え、通貨の価値は上昇する傾向になるとされています。
インフレとは?
インフレというのは、インフレーション(inflation)の略で、物価が持続的に上昇する現象のことをいいます。
一般的なインフレ現象は、好況でモノやサービスに対する需要が増え、その需要に対する供給が追いつかずに、物価の上昇によって需給のバランスが調整されることで発生します。
ちなみに、その反対に、物価が持続的に下落していく現象のことをデフレーション(deflation)といいます。
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