外貨預金にかかるコストは?
外貨預金は、為替手数料が非常に割高で、仮に定期預金の金利であっても、FXのスワップポイントより低いケースがあります。
また、外貨預金の場合、実際に外貨を引き出す際には、たいてい引き出し手数料がかかります。
例えば、ある大手都市銀行では、米ドルについて1ドルにつき1円80銭、その他の通貨では最大8円もかかることがあるようです。
ちなみに、銀行に外貨預金をすると、仕事や観光で海外に行ったときに使えるので得だと言われることがありますが、現地での外貨使用と投資目的の外貨購入とは、別々に考えたほうがよいといえそうです。
外貨預金のキャーンペーン金利の注意点は?
外貨預金のキャーンペーン金利というのは、「いまなら米ドル定期預金の利息が10%」などという広告のことです。
ここで、外貨預金のキャンペーン金利には注意が必要です。
といいますのは、こういった広告をよく見ていただくと、金利が10%の期間がわずか1か月だけだったりする場合が多いからです。
また、たいていは、その後、FXのスワップポイントよりもかなり不利な低金利になっていることがほとんどだからです。
投資信託にかかるコストは?
投資信託というのは、「高利回り」や「毎月分配型」を売り文句に販売されていますが、実際には、信託報酬手数料や販売手数料という名目で、高額の手数料がかかる仕組みになっています。
投資信託はプロが運用してくれるので安心とよくいわれますが、その安心料は、実はとても割高であるということがいえます。
これに対して、FXは、かつてはリスクが高いとか怖いというイメージもあったようですが、現在では、規制が進み、FX取引会社も急増したおかげで競争が激化し、一部の悪質業者は淘汰されつつあります。
なので、レバレッジ1倍から始めるのであれば、リスクは外貨預金や投資信託とほぼ同じといえると思われます。
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