商品市場の通貨単位は米ドルなので、米ドルとの関連性は高く、商品市況は外国為替市場においては重要ということになります。

つまり、次のようなものの価格は、すべて米ドルで表示されているのです。

■貴金属
■エネルギー関連
■食料類...など

わかりやすく言うと、ドルのままで持っているか、それともそのドルで商品を買うのかという選択になりますので、商品相場とドルの価値は反相関になります。

商品相場は価格変動が激しいですので、少々の保有コストというのは問題にはなりません。

なので、積極的にキャピタルゲイン（値上がり益）を狙いにいく対象となりやすいといえます。

そして、商品の値段が高い時にはドルが売られやすくなり、反対に商品の値段が安い時にはドルが買われやすくなるとされています。

これは、最近の原油先物市場の高騰を見るとわかりやすいと思います。

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