為替市場と株式市場の関係は?
通貨には、政治や軍事力、経済力など国力が反映されますが、なかでも経済力は、現代で最も顕著に国力が顕在化します。
金融市場というのは、常に先を読んでいるため、経済の成長力が求められるからですが、景気の先行きを示す指標として、毎日チェックできるのが株式市場になります。
株式市場は、企業が発行している株式を売買するマーケットですが、為替市場に影響を与えるのは、次のような指数になります。
<米国>
■ダウ平均株価
■S&P...など
<日本>
■日経平均株価
■TOPIX...など
基本的に米国株とドル相場は連動していますので、例えば、ニューヨーク市場で米国株が上昇している時はドル買いとなり、反対に、米国株が下落している時はドル売りとなります。
ちなみに、ドルというのは、ドルに関するすべての通貨ペアのことなので、ドル/円だけでなく、ユーロ/ドルやポンド/ドルでもその傾向は顕著に現れます。
それだけ、米国市場というのは、世界中から多くの投資資金を呼び込んでいるということなのです。
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