FXではいつでも買ったり売ったりができるのですか?
銀行の外貨預金ですと、為替の交換レートが見直されるのは、原則1日1回のみとなっています。
これに対して、FX取引の場合には、24時間、刻々と変化する為替レートに応じて、リアルタイムで外貨投資をすることができます。
さらに、外貨定期預金のように、一度購入すると満期まで持ち続けなければならないこともありませんので、好きなときに外貨を売ったり買ったりすることができます。
このように、FXは外貨預金に比べて制約が少ない分有利になっています。
FXと外貨預金の金利はどうなっているのですか?
FXの方が外貨預金よりもメリットが多いので、その分金利は低いのでは…と思われるかも知れませんが、そんなことはありません。
この点に関しても、実はFXの方が有利といえるのです。
FXの場合、低金利通貨を売って高金利通貨を買うと、その金利差分をスワップポイントという金利収入として受け取ることができます。
例えば、日本円で米ドルを買ったときのスワップポイント1年分を利回り換算すると、通常、2%以上になります。
これに対して、大手都市銀行の米ドル外貨定期預金(1年もの)の利回りは、2008年9月現在では1.6%程度となっています。
よって、金利の面でもFXの方が有利であることがいえるのです。 |