金融ビッグバンにより、金融業界は名実ともに自由競争時代に突入し、例えば、次のような様々な変化がもたらされました。

■メガバンクの日本進出
⇒　外資系金融機関の東京市場への参入ができるようになったことで、各国の各地域を代表するメガバンクの多くが日本に進出しました。

■日本の金融機関を買収
⇒　その後、外資系金融機関が日本の金融機関を買収することも認められるようになっています。

■銀行業務と証券業務の兼業
⇒　持株会社という同じ笠のもとで銀行業務と証券業務の兼業が認められている海外にならい、日本国内でも銀行と証券の業務の垣根が取り払われました。

■ペイオフの解禁
⇒　預金者に対しては、ペイオフが解禁となり、1つの金融機関に預けられた預金は、1,000万円までしか保護されないこととなりました。

呼値（よびね）というのは、約定価格の対象単位のことをいいます。

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