イベントリスクとは?
相場には、テロや戦争、災害など予測不可能な出来事が起こり為替レートが急変する恐れがありますが、これをイベントリスクといいます。
このイベントリスクの対処方法を誤ると、思いもしない損失を被ることもありますので注意したいところです。
為替レートが自分の持っているポジションと反対方向に動いてしまったら?
為替レートが自分の望まない方向とは反対に、しかも想定していたラインよりもさらに超えていくような場合には、どうすればよいのでしょうか。
運良くリアルタイムで相場に張り付いていれば、その場で成行で決済(損切り)できますから、致命傷を負わずに決済できるかもしれません。
しかしながら、相場に対応できない時間帯に突発事故が起こることも考えておく必要があります。そうすれば、少なくとも強制ロスカットのような最悪の事態を避けることは可能だからです。
それは、自分の望まない方向で、かなりかけ離れた欄で常にストップロス注文を出しておくことです。
これは、中長期のスタンスで売買している場合も同様です。一度極端に振り切ったレートがいつか元に戻って来てくれるという保証はないからです。
もちろん、不測の事態が生じれば、かなりの損失が確定してしまうことにはなりますが、それでもこうした措置を講ずることによって、強制ロスカットというような損害を防ぐことができるからです。 |